2007年、アメリカの信用力の低い借り手向けローンの破綻が世界の金融市場に大きなダメージをもたらした。さまざまなヘッジファンドにも信用不安が広がっている。
・住宅ローン問題が国際金融市場に波及
アメリカの金融機関が、比較的信用力の低い人に貸し出す住宅ローンをサブプライムローンという。
2007年3月、このローンの焦げ付き問題でニューヨーク株式市場が大幅に下落。
その後、7月に大手格付け機関が住宅ローン担保証券の格下げを発表すると、株価は再び暴落した。
そして、ヨーロッパ市場で発生した株安がニューヨーク、東京市場にも飛び火し、世界の株式市場は大荒れとなった。
また、FRB(米連邦準備制度理事会)は公定歩合とFFレートの引き下げを決定。事態は徐々に沈静化しているが、欧米の大手銀行や証券会社が大幅な損失を計上するなど、その影響は大きく、不安は拭いきれていない。


